[本文]

国・地域名:
ノルウェー
元記事の言語:
英語
公開機関:
ノルウェー研究会議
元記事公開日:
2014/11/07
抄訳記事公開日:
2014/11/28

ノルウェーの研究者、IPCC第5次評価報告書統合報告書に貢献

Norwegian researchers key in IPCC’s synthesis on climate change

本文:

ノルウェー研究会議の2014年11月7日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は先ごろ、3つの作業部会が提出した報告をまとめた2014年統合報告書を提出した。統合報告書の作成にノルウェーの研究者が参加したのは、今回が初めてとなる。

35ヵ国74人の研究者で構成された主要執筆チーム(Core Writing Team)にノルウェーの代表として参加したのは、オスロ大学社会学・人文地理学部Karen O’Brien教授と、気候環境研究センターJan Fuglestvedt研究ディレクターである。

さらに、統合報告書作成にかかる3つの作業部会の執筆チームにノルウェーから20人の研究者が参加したほか、18人の研究者が別のかたちでこの編集作業に貢献した。

先日、作成に携わった2人の研究者よりノルウェーのスントフト気候・環境大臣に統合報告書が献呈された。同大臣は、気候変動に関する知識を拡大することの重要性を強調した。

ノルウェー研究会議のArvid Hallén総裁によると、この新しい統合報告書では、学際的な協力の重要性が明確に協調されているという。

[JSTパリ事務所]