[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2014/10/02
抄訳記事公開日:
2014/12/09

北京大学とハーバード大学、エコシティー共同実験室を設立

北大与哈佛大学合作成立“生态城市联合实验室”

本文:

9月26日、北京大学とハーバード大学のエコシティー共同実験室設立の調印式が北京大学で開催された。このエコシティー共同実験室は北京大学とハーバード大学の長年の協力に基づいて設立されたものである。両校は、今後5―10年の協力を通じて、中国と世界の都市化環境問題の研究成果を作りだし、土地、社会、文化の難題を解決できる優秀な人材を育成することを目標としているという。

これは両校初の共同実験室による科学技術協力で、ハーバード大学として初めての海外協力研究機構とのことである。両校は、共同研究プラットフォームを通じて、学術交流を促進し、持続可能な発展を目指している。

共同実験室は北京大学で設立される。ハーバード大学は、毎年優れた学者を派遣し、協力して科学技術と他の学術交流を展開する予定である。双方は、学際的な学術指導委員会を設置し、共同実験室を管理する。学術指導委員会の委員長は北京大学副校長である陳十一、共同実験室中国側の責任者は北京大学建築景観設計学院長である兪孔堅、共同実験室米側の責任者はハーバード大学デザイン学部の研究生院院長であるムスタファが担当する。共同実験室は世界一流の研究者に開放して、国際エコシティー研究のプラットフォームになることを目指している。

[JST北京事務所]