ノルウェー研究会議の2014年11月25日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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ノルウェー研究会議が推進する、ICT分野のコアコンピタンスと価値創出に関する大規模プログラム（VERDIKT）が2014年末で終了し、2015年より情報技術およびデジタルイノベーションに関する大規模な新規イニシアティブ（IKTPLUSS）が開始される予定。IKTPLUSSでは、ICT研究に対して従前のプログラムよりさらに統合的なアプローチがとられる。

IKTPLUSSでは、産業部門および公共部門において優れた科学的メリット、先端研究、人材開拓、イノベーション、およびICTソリューションの応用などに関連した目的が定められている。

このイニシアティブの年間予算はおよそ1億5,000万ノルウェークローネ（1,650万ユーロ）となっている。IKTPLUSSは、独自の公募を行うほか、他のプログラムやスキームに対してもICTに用途を限定した資金を提供する。これには、センター・オブ・エクセレンス（SFF）スキームやユーザー主導・研究基盤型イノベーションプログラム（BIA）のような活動に関連した共同公募や、研究者育成専門の学校を設立する可能性、EUの新たな研究開発・イノベーション枠組プログラム「ホライズン2020」への参加を促すために使途を限定した資金を提供する可能なども含まれる。

[JSTパリ事務所]