[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2014/12/04
- 抄訳記事公開日:
- 2015/01/13
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水素の脱炭素生産: CEAの電気分解システムで収率90%を達成
- 本文:
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原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2014年12月4日標記報道発表の概要は以下のとおり。
CEAの新エネルギー技術・ナノ材料・イノベーション研究所(CEA-Liten)は、高温水蒸気の電気分解により異例の収率で水素を生産するシステムの有効性を確認した。投資と運用のコストを制限する目的でCEAが考案した本システムでは、90%を超える収率を示した。工業用水素、水素エネルギーの市場に新たな道を開くものである。
現在、水素の生産はその大半がメタン/天然ガスからのリフォーミングによって製造される。CEAは電力を供給しての水の電気分解による代替製法を開発した。電力源が脱炭素のものであれば、温室効果ガスの排出を抑制し、化石燃料を節減できる。
[DW編集局+JSTパリ事務所]