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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/10/30
- 抄訳記事公開日:
- 2015/01/14
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中国は特許の出願数で世界をリード
- 本文:
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2014年10月30日付の「中国科学報」ネット版は、「中国は特許の出願数で世界をリードしている」と報じた、本記事ではその概要をまとめる。
トムソンロイターの傘下にある知的財産と科学技術事業部門の公開した『中国のイノベーション:中国特許活動のトレンドとイノベーションのグローバール化』によると、中国は、2013年の発明特許の出願数が60万件以上で、日本とアメリカを超え、世界の特許出願数の一番多い国である。そのうち、ファーウェイ、アリババ、レノボグループ等の企業が、海外での特許の出願数で先頭に立つ。中国の製薬領域において特許数の成長率は高いが、この領域の知的財産権の品質の向上が期待されている。
このの報告書によると、中国の特許は国内での出願の割合が50%から75%までに上昇したという。中国の製薬会社が特許出願の推進に大きな役割を果たしているが、知的財産権の品質を更に高める必要がある。報告によると、アルカロイド、植物エキス領域において、中国は世界の80%のシェアを占めている。しかし、これらの特許の出願は、アメリカのような高等教育機関や企業からの特許ではなく、その多くは、個人の発明者からの特許である。そのため、知的財産権の安定性が欠けている。
[JST北京事務所]