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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2014/11/26
- 抄訳記事公開日:
- 2015/01/15
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太陽エネルギーの収量を高める可能性のある新技術
- 本文:
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2014年11月26日付の国立科学財団(NSF)サイトのニュース記事によれば、カリフォルニア工科大学(Caltech)の同日付発表記事を引用して以下のように報じている。
ソーラー・パネルはそれほど高価ではなくなり発電能力も上がってきているので、太陽エネルギーは商業的にも代替可能な電力源となりつつある。しかしながら太陽光を電力に変換するのに現在使用されている太陽電池では太陽光のごく一部を吸収・利用しているに過ぎず、大半の太陽エネルギーが利用されないままになっている。
Caltechの記事(http://www.caltech.edu/news/new-technique-could-harvest-more-suns-energy-44923)によると、Caltechの研究者が生み出した新技術が、そのような無駄になっているエネルギーの活用の第1歩になるとしている。シリコン・ベースの太陽電池では、赤外線は通常は不要の熱として無駄になっている。Caltechの研究者らはシリコンでなく金属で構成される構造を用いて赤外波を吸収・活用する方法を見つけた。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]