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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/11/29
- 抄訳記事公開日:
- 2015/01/19
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中国初のエボラウイルスの検査試薬、許可を受けて臨床応用へ
- 本文:
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2014年11月29日付の「中国科学報」ネット版は、「中国初のエボラウイルスの検査試薬、許可を受けて臨床応用へ」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
11月28日、軍事医学科学院が明らかにしたところによると、同院の放射線医学研究所と深圳市普瑞康生物技術有限公司(PURUIKANG)は、共同開発で中国初のエボラウイルス核酸検査試薬の国家医療器械の登録証明書を取得し、資格のある病院において合法的に使用可能な、エボラウイルスの早期診断と予防のために信頼できる備蓄製品を提供する。
今年の3月、エボラ出血熱の大流行以来、アメリカ、スペイン、マリ、ナイジュリア等の諸国が次々と感染者の例を報告した。今までに大流行中のエボラ出血熱の疑い例も含む感染者14000人で死者数が5000人に達した。世界保健機関(WHO)は、「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言し、国境を越えた感染拡大を防ぐための対策をとるよう各国に勧告を出した。
今年の8月、中国の国家食品薬品監督管理局が応急処置をとって、診断試薬の応急審査を加速した。国家と軍隊の関連科学技術の研究プロジェクトの援助を通して、軍事医学科学院の専門家チームが共同開発で、エボラウイルス核酸検査試薬の試作、検定と臨床試験を行って、今年の9月に登録資料の申告を完成した。
目下、同試薬は、中国の赴く西アフリカの移動P3実験室で使用し、サンプルを測定に成功したのは1700近くで、その中、陽性サンプルが850近くに達した。検査の結果によると、同試薬は、精度、感度の方面で満足な結果が得られ、シェラレオネで病状の診断、感染者の隔離、有効な予防のために、大事な役割を果たした。
[JST北京事務所]