[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ノルトライン=ヴェストファーレン州 イノべーション・科学・研究・技術省
元記事公開日:
2015/01/14
抄訳記事公開日:
2015/01/27

特別研究領域プログラム採択数第1位

Spitzenplatz für NRW mit 50 Sonderforschungsbereichen der Deutschen Forschungsgemeinschaft

本文:

ドイツ研究振興協会(DFG)が発表した助成対象機関リストが発表された。これに関してNRWイノベーション科学研究省は概略下記のような報道発表を行った。

DFGが助成する特別研究領域プログラムSFB(Collaborative Research Centres)で、NRW州にある大学・研究所は50のプロジェクトを担当し、全国で1位の座を占めている。これは2015年1月現在ドイツに設けられ、現在も存続している研究アライアンスの21%を占める。州内の大学では、ボン大学が8、ケルン大学とミュンスター大学がそれぞれ7つの特別研究領域を担当している。なお尚、ドルトムント工科大学とデュッセルドルフ工科大学が新しく一つの特別研究領域を任されることになった。

同プログラムでは、研究者が分野横断的な基礎研究に取り組む。助成期間は最長12年で、全国で240のプロジェクトがDFGによって助成されている。NRW州に次ぐ第2位は38プロジェクトのバーデン・ヴュルテンベルク州、第3位は35でバイエルン州となっている。

SFBプログラムは、基礎研究のための長期プロジェクトである。SFBで協力するのは一つあるいは複数の大学の各種専門領域の研究者で、ある特定のテーマについて新しい知識を得るために協力する制度。最長12年で、4年ごとに外部のレビュアーによる成果の評価が行われる。1968年から実施されている。

[DW編集局]