[本文]

国・地域名:
アイルランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
アイルランド産業貿易雇用省
元記事公開日:
2015/01/07
抄訳記事公開日:
2015/01/27

産業貿易雇用省、2014年知的財産(雑則)法を制定

Minister English welcomes enactment of the Intellectual Property (Miscellaneous Provisions) Act

本文:

アイルランド産業貿易雇用省の2015年1月7日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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この法律は、医薬品や獣医用医薬品の新製品またはジェネリック品が規制に基づいて確実に承認されるよう、臨床検査や試験に施行されている各種特許権侵害法の適用除外を定めるものである。今後、合法的な研究や試験については、特許権侵害訴訟を免れることが増える一方、その後の商業生産に関しても特許権が正当に保護される。

今回の措置は、アイルランドの製薬部門、特に新薬やジェネリック医薬品の開発にとっては追い風となる。新たに設けられた条項は、新製品について世界各地で規制当局の承認を得ることを目的にアイルランドで実施される検査や試験に適用される。

こうした措置は、2012年の雇用行動計画において初めて認められた。これは、新製品の研究開発のために安全な環境を重視する製薬会社が将来投資を行う上で、アイルランドが魅力的な拠点であり続けるようにするものである。

[JSTパリ事務所]