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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/12/18
- 抄訳記事公開日:
- 2015/01/29
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「2014ネイチャー·インデックス」、中国の研究開発トップ10の都市を発表
- 本文:
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2014年12月18日付の「中国科学報」ネット版は、「2014ネイチャー・インデックス、中国の研究開発トップ10の都市を発表した」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
2014年12月18日、中国上海—「ネイチャー」の「2014ネイチャー・インデックス中国増刊号」に、中国の科学研究機関の世界科学に対する貢献、科学研究成果の数量トップ10の中国都市及び中国科学研究論文の協力情況を掲載した。
「加重分数カウント(weighted fractional count)指数」の計算によると、中国は科学研究成果の数量は米国に次ぐ2位となった。中国科学院などの中国の科学研究機関による、科学に対する貢献が増加し、注目を浴びている。
「ネイチャー・インデックス」によると、中国都市別において北京の科学研究成果の数量が一番多い、論文の数は上海の2.4倍、南京の5倍である。上海は、北京に次ぐ第二位になり、科学研究成果の数量の1/3はライフサイエンスの領域で、国内の平均レベルより高い。科学研究成果の数順での先頭に立つ中国都市は、他には南京、香港、長春、武漢、合肥、杭州、広州、天津である。
科学研究論文の協力で一番多いのは中国とアメリカ、イギリス、日本、オーストラリア、カナダ、シンガポールの協力である。都市間の科学研究論文の協力において、北京の論文協力の1/2が北京市内の研究機構との協力で、合肥と北京の論文協力の数量は非常に多い。
「ネイチャー・インデックス」は、世界の2万以上の研究機関のアウトプットである高品質研究論文を分析する。データベースに収録された論文は「ネイチャー」を含む68誌の自然科学系学術誌に掲載されたもので、いずれも代表的な最高レベルの学術誌である。
[JST北京事務所]