[本文]

国・地域名:
ノルウェー
元記事の言語:
英語
公開機関:
ノルウェー研究会議
元記事公開日:
2015/01/08
抄訳記事公開日:
2015/01/29

ノルウェー研究会議の新たな主戦略策定に向けて

NEW MAIN STRATEGY: Helpful and constructive input

本文:

ノルウェー研究会議の2015年1月8日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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計43の大学、研究機関等が、ノルウェー研究会議の新戦略文書に関する意見を提出した。
コメントの大半は、以下のような戦略目標を支持している。

‒ 研究の質の向上とイノベーションの推進
‒ 重要な社会的課題に対する持続可能な解決策
‒ 民間部門および公共部門における研究志向の促進
‒ ホライズン2020(Horizon 2020)を見据えたモビリティの促進

このうち民間部門および公共部門における研究志向の促進を達成するには、これまで研究開発志向型のイノベーションを利用した経験のない企業や部門に働きかけるという新しい取り組みを中心とし、関連する実践志向型の研究者の能力が現状の打破にとって特に重要であるとの回答であった。

国際的な研究の場への参加をノルウェー人研究者に促すには、強力な奨励策が重要な手段になると同時に、人材のモビリティに関する諸制度の改善もノルウェー研究会議で模索される。

新戦略は、2015年3月に最終決定される予定。

[JSTパリ事務所]