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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/12/18
- 抄訳記事公開日:
- 2015/01/30
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中国の通信衛星利用の投資額、2020年に620億元規模に達する
- 本文:
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2014年12月18日付の「中国科学報」ネット版は、「中国の通信衛星利用の市場規模は、2020年に620億元に達する」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
中国衛星応用産業協会副会長兼事務局長の侯慶国氏はこのほど、「2015中国国際衛星応用展覧会」の情報発表会に出席した際に、「今後5年間、中国の通信衛星地上応用システムへの投資額は年平均23%増とし、2020年までに投資額は少なくとも620億元に達する。衛星測位サービスが将来的な牽引力となる」と表明した。
侯慶国氏は、「13億の人口を持つ中国としては、世界で幅広い衛星応用市場、研究開発力を擁している。中国の2013年の衛星通信サービス利用者数(固定式端末)は4.5万人、移動・携帯型利用者数(端末)は3.5万に達した。中国市場は今後、携帯型端末とブロードバンド端末が高度成長期を迎え、2016年に10万人、2020年に約50万人の規模に達する見通しだ」と語った。
同協会と中国貿易促進委員会電子情報産業分会の主催で2015中国国際衛星応用展覧会が11月に北京で行われる予定で、これは中国初の権威のある国際衛星応用展覧会である。
[JST北京事務所]