[本文]

国・地域名:
ロシア
元記事の言語:
英語
公開機関:
ロシア大統領府
元記事公開日:
2014/11/27
抄訳記事公開日:
2015/02/03

軍需産業の発展に関する会合

Meeting on defence industry development

本文:

ロシア大統領府の2014年11月27日付標記記事では、ロシアの軍需産業の発展に関する会合におけるプーチン大統領の発言内容を報じている。概要は以下のとおり。

本件会合は、ロシアにおける2014年の軍需発注分の達成見込み、及び、軍需企業の今後の発展に的を絞ったものである。軍需企業の今後について、大統領は特に重視する点として次の事項を挙げた。

・軍隊における最新装備の割合を2020年までに70%以上にする必要がある。この目標は状況の如何にかかわらず間違いなく満たす必要がある。供給量と納期は完璧に守らねばならない。これを実行するのに必要なものはすべて揃っている。

・軍需企業は、兵器及び軍事装備の部品やコンポーネントの輸入代替に着手する必要がある。輸入品を単に取り替えるのではなく、最も重要なことは、高品質の新製品を確保することである。輸入した装備の多数が既に技術的には老朽化している。今こそ我々が先頭に立つ好機である。

続けて大統領は、「わが国の製品は他の諸国で製造されたものよりも品質と価格で優位に立たなければならず、そのためにロシアの企業は、デュアルユースのものも含め、新しいスキルと技術を習得する必要がある。政府は国の軍需発注だけでなく軍需産業施設を最新の装備にする目的で約3兆ルーブルを既に配賦したことを想起しておきたい」と述べた。

[DW編集局]