南アフリカ国立研究財団（NRF）の2015年1月15日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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欧州連合は、天文学や宇宙の魅力に焦点を当て、小中高生の科学技術への関心と地球市民としての意識を高めるためのプロジェクト、EUSPACE-AWEに200万ユーロを提供する。このプロジェクトは、子供や10代の青少年に、天文学や宇宙科学、宇宙工学に触れる機会を提供し、彼らの関心を呼び起こすことを狙いとしている。

EUSPACE-AWEは、欧州連合の新しいプログラム「Horizon 2020」に南アフリカのパートナーが参加する初めてのプロジェクトとなる。南アフリカ国立研究財団（NRF）は、国際天文学連合の天文学推進室（Office of Astronomy for Development：OAD）を運営する機関としてプロジェクトコンソーシアムの南アフリカ代表となる。OADは、プロジェクト実施により開発したリソースや経験を広く伝播することで、プロジェクトの持続可能性を確保する役割を担い、将来的には世界的なネットワーク、特に南アフリカおよびアフリカのその他の地域との緊密な連携を通じて、本プロジェクトの成果をパートナー国以外の国々にも波及させていくことになる。EUSPACE-AWEのコンソーシアムは、南アフリカおよび欧州17か国の10のパートナー組織と15のネットワークノードで構成されている。

[JSTパリ事務所]