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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科技日報
- 元記事公開日:
- 2015/01/08
- 抄訳記事公開日:
- 2015/02/13
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中国、特許審査の優先分野を決定
- 本文:
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科技日報は1月8日付で、国家知的財産権局(SIPO)は、出願者の要請に応じて、条件を満たした発明特許*の出願を優先的に審査することに決めたと報じた。本記事でその概要をまとめる。
優先審査の対象となる特許は、以下の条件を満たす必要がある。
・省エネ・環境保全、次世代情報技術、バイオ、ハイエンド装置の製造、新エネルギー、新材料、新エネルギー自動車等の技術分野に所属する重要な特許
・低炭素技術、省資源等のグリーン開発に資する重要な特許
・同じテーマによる中国国内で初の出願、又は他国・地域へ出願したが、中国では初めての出願となる特許
・その他国益または公共利益に重要な意義があり、優先的に審査する必要のある特許
この決定は、「発明特許出願の優先審査に関する管理方法」に基づいたものであり、審査は出願を受理してから1年以内に終了するという。*中国では、特許は、発明特許(特許のこと)のほか、実用新案と意匠も特許に定義される。
[JST北京事務所]