[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/01/21
抄訳記事公開日:
2015/02/25

6人の中国人科学者、IUGGのフェローに選出

六位中国科学家当选IUGG首批会士

本文:

2015年1月21日付の「中国科学報」ネット版は、「6人の中国人科学者がIUGGのフェローに選ばれた」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

1月20日、中国科学技術大学が明らかにしたところによると、近日、同大学地球と空間科学学院の陳暁非教授がIUGG(*)の初のフェロー(Fellow)に選ばれた。6人の中国人科学者が初当選のフェローになる。

IUGGは1919年に設立され、8つの協会と3つの委員会から構成され、国際測地学及び地球物理学界の最も影響力がある学会の一つである。2013年、IUGGは国際測地学及び地球物理学の国際協力に特別な貢献をし、かつ優れた業績を上げた科学者を表彰するために、会士を設立した。

中国科学技術大学の陳暁非教授、中国科学院大気物理研究所の呉国雄院士、国家測量地理情報局の陳俊勇院士、中国地震局地球物理研究所の陳運泰院士、中国地震局地球物理研究所の呉忠良研究員、北京師範大学の李建平教授ら6人の中国人科学者がこのほど、IUGGの初のフェローに選出された。

今回選出された6人の中国人科学者は、測地学、地震学、大気科学、空間物理学の専門家である。そのうち、中国科学技術大学の陳暁非教授は長年にわたり地震波理論と震源物理方面の基礎理論研究に従事して、地震波伝播、震源動力学等の領域で優れた学術的貢献をした。

*「国際測地学及び地球物理学連合」のことを指す。

[JST北京事務所]