[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
下院科学・宇宙・技術委員会
元記事公開日:
2015/01/28
抄訳記事公開日:
2015/03/06

米国技術の指導的地位に資するスーパーコンピューティング

Supercomputing Benefits U.S. Technology Leadership

本文:

2015年1月28日付の米国下院科学・宇宙・技術委員会の発表記事によれば、下院科学・宇宙・技術委員会のエネルギー小委員会はこのほど、米国における技術の発展の支援機構であるエネルギー省(DOE)科学局内にある高度科学コンピューティング研究(ASCR)プログラムについて審議を行った。参考人らは高性能コンピューティング(HPC)施設に特有のイノベーション加速能力について論じ、ASCRプログラムに連邦政府が持続的に投資するよう強く求めている。HPCをより広範囲に利用可能にして活用することで、複雑な科学研究の可能性が増す。

大量のデータが収集されてそこから情報が発掘されるという科学的発見(「ビッグデータ」と呼ばれる)が、コンピューティングの必要性に変革をもたらした。医学研究、エネルギー・環境システム・シミュレーション、計算化学、その他数多くの科学的問題が、このようなモデル化の恩恵を直接受ける。

DOE科学局ではASCRプログラムにより、ワールドクラスのコンピューティング施設を展開・維持しており、応用数学、コンピュータ科学、高度ネットワーキングにおける研究に対するファンディングを行っている。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]