[本文]
-
- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 共同研究センター(JRC)
- 元記事公開日:
- 2015/02/06
- 抄訳記事公開日:
- 2015/03/06
-
JRC、遺伝子組み換え作物検査に関する新しいガイドラインを発表
New guidelines to enhance GMO testing across the European Union
- 本文:
-
欧州委員会共同研究センター(JRC)は2015年2月6日、標題の記事を発表した。以下にその概要を紹介する。
======JRCは、新しいレポート(関連リンク参照)を発表し、食品・飼料・種子・植物に対してGMO(遺伝子組み換え作物)分析をする際の正確なサンプル作製に関するガイドラインを示した。
サンプル作製は、サンプル抽出と分析の間の重要な工程であるにもかかわらず、これまで統一した指針がないままになってきた。新ガイドラインでは、サンプル作製の主要な手順が提供されており、国家参照試験所(National Reference Laboratories:NRLs)の公的統制によって、今後は整合性のある検査結果が導き出されるだろう。
本レポートは、「欧州GMO研究所ネットワーク」(European Network of GMO Laboratories (ENGL))と「遺伝子組み換え食品・飼料のための欧州参照試験所」(European Union Reference Laboratory for GM Food and Feed (EURL GMFF))の共同研究の成果である。
<関連リンク>
レポート本文:「GMO分析におけるサンプル作製手続きに関するガイドライン」
(”Guidelines for sample preparation procedures in GMO analysis”)
http://gmo-crl.jrc.ec.europa.eu/ENGL/docs/WG-SPP-Final-Report.pdf [DW編集局]