[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国原子力公社(UKAEA)
元記事公開日:
2015/01/23
抄訳記事公開日:
2015/03/11

新たなロボット技術・遠隔操作センターの建設

Minister prepares the ground for new Robotics Centre at Culham

本文:

英国原子力公社(UKAEA)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

UKAEAは困難な環境における遠隔アプリケーション(RACE)用の新規センターの建設に取り掛かった。グレッグ・クラーク(Greg Clark)大学・科学・都市担当大臣が1月22日UKAEAのオックスフォードシャー州のカルハム(Culham)科学センターを訪れ、新たなロボット技術・遠隔操作センター「RACE」の起工式を行った。2015年末までにフル稼働の予定であるが、その時点には特定目的に建設される3000平方メートルのRACEビルディングではこの技術の多数の応用に向けた研究開発を実施することになる。6月に発表された政府のロボット技術・自律システム戦略を実行に移す重要なセンターになる。

RACEは欧州トーラス共同研究施設(JET)の核融合プロジェクト向けにカルハムで開発された遠隔操作システムを活用し、利用者が各々の領域でこの知見を応用することが出来るようにする。宇宙アプリケーション、深海探査、核融合研究、先進原子力(核分裂)産業のような領域の中小企業、多国籍企業、研究所、大学に対して、最新鋭の試験施設、ロボット装置、専門情報を利用可能にする。

[DW編集局]