[本文]
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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2015/02/04
- 抄訳記事公開日:
- 2015/03/23
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中国政府は遺伝子組み換え研究、安全管理及び知識普及を強化
- 本文:
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2015年2月4日付の「中国科学報」ネット版は、「中国政府は遺伝子組み換え研究、安全管理及び科学普及を強化する」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
2月3日、中国中央農村工作指導グループ弁公室韓俊副主任は、「中国は今後、農業における遺伝子組み換え(Genetic Modification, GM)技術開発、安全管理及び知識普及に力を入れ、国民とメディアが遺伝子組み換え技術·産品に対する理解を深めよう」と表明した。
中国国内で、商業用栽培の許可を得られた遺伝子組み換え作物は綿とパパイヤのみである。同時に、大豆、綿及びトウモロコシなど一部の遺伝子組み換え農産品の輸入が認められている。
説明によると、中国はすでに国際基準に準じた農業遺伝子組み換えバイオ技術、安全管理に関する法律体系、技術基準体系及び政府行政管理体系を整えた。
韓俊副主任は、「中国は遺伝子組み換えに関する研究が進んでおり、遺伝子水稲とトウモロコシの研究領域で世界の先頭に立っている。今後、遺伝子組み換えの知識普及を強化し、国民とメディアが遺伝子組み換え技術に対する理解を深めていただく」と語った。
[JST北京事務所]