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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2015/02/13
- 抄訳記事公開日:
- 2015/03/30
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中国科学院(CAS)が経営新方針を発表:3つの方向 4つの率先
- 本文:
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2015年2月13日付の「中国科学報」ネット版は、「中国科学院は経営新方針を発表:3つの方向 4つの率先」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
2月12日、中国科学院(CAS)は今後の経営方針を北京で発表した。中国科学院の白春礼院長は、「習近平総書記の重要な演説主旨を学習·貫徹し、『率先行動』計画を順調に実施するために、中国科学院は経営方針の調整を決め、今後の経営方針を確立する」と語り、具体的に以下のように述べている。
<3つの方向>
・世界最先端の科学技術に向けて・国家の重大なニーズに向けて
・国民経済の主戦場に向けて
<4つの率先アクションプラン>
・真っ先に科学技術の飛躍的発展の実現・真っ先に国のイノベーション人材集結拠点の形成
・真っ先に国の高レベルな科学技術シンクタンクの設置
・真っ先に世界一流の研究機関の建設
白春礼院長は、「『3つの指向』は中国科学院新時期イノベーションの方向を示す。『4つの率先アックションプラン』は中国科学院の目標で、イノベーション成果、イノベーション人材、イノベーション思考の戦略的使命を表現し、国家研究機関という位置づけを明確する」と語った。
白春礼院長は、「新たな中国科学院の経営方針は、国家の科学技術の中堅研究機関として、研究分野の強み、研究人材の強み、研究資源の強みを発揮し、中国科学院のイノベーション力を向上させ、中国が一日も早く世界の科学技術をリードするような『科学技術強国』になるように貢献する」と述べた。
[JST北京事務所]