[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/02/18
抄訳記事公開日:
2015/04/01

世界の高被引用学者ランキングに、清華大学から101人が入選

清华大学101人入选全球“高被引学者”

本文:

2015年2月18日付の「中国科学報」ネット版は、「世界の高被引用学者ランキングに、清華大学から101人が入選した」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

世界の科学研究領域における中国の影響力の向上に従って、多くの中国人学者の研究成果が世界的な影響力を持つようになってきた。エルゼビア(Elsevier B.V)がこのほど発表した2014年の世界の論文の被引用回数によると、世界の高被引用学者ランキングには、清華大学から101人の学者が入選した。

2014年の中国人高被引用学者のランキングは、エルゼビア(Elsevier B.V)傘下の「スコーパス」(Scopus)データベースを基にして作成された。スコーパスは世界最大級の抄録·引用文献データベースで、科学研究活動に関する文献、作者、研究機関といったビッグデータを提供し、中国人学者の世界的な影響力を統計的に分析と評価を行っている。

高被引用学者とは、ファースト・オーサーや連絡先の著者(Corresponding author)として表された論文の被引用回数が、当該領域内で世界のトップレベル研究者であることを意味する。同ランキングの入選は、研究者が研究分野で世界的な影響力を持ち、同研究分野の発展に大きな貢献をしたことを意味する。なお、今回のランキングにおいて、中国の学術会(社会科学、物理、化学、数学、経済等の38分野)からの入選者総数は1651人であった。

[JST北京事務所]