[本文]

国・地域名:
フィンランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
フィンランド技術庁(Tekes)
元記事公開日:
2015/03/02
抄訳記事公開日:
2015/04/02

公的支援により全世界に向けて産業施設用ドアを輸出

Industrial doors going all over the world

本文:

フィンランド技術庁(Tekes)の2015年3月2日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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産業施設用ドアに特化したメーカーであるChampion Door社は、「Team Finland LetsGrow」の融資プログラムを通じ、激しい競争環境下で国際企業として成長するべく果敢な挑戦を続けている。同社はフィンランド技術庁(Tekes)の融資によって商品化をスピードアップし、製品開発に伴うリスクを分散している。

北ポフヤンマー県ニヴァラに本拠を置くChampion Door社は1992年に創業。航空機用格納庫、産業施設、倉庫、ドック、造船所などで使用される巻き上げ式布製ドアを主力製品としている。

Champion Door社の年間売上高は平均で20%増加し続けており、特に直近の会計期間では過去最高となる62%の成長率を記録した。従業員数も着実に増加しており、現在49人を雇用する。

「Team Finland LetsGrow」の融資プログラムは、フィンランド輸出信用会社(Finnvera)による無担保融資の提供、Tekesによるイノベーション支援サービスの提供、およびフィンランド大使館商務部(Finpro)による事業成長と国際化に関するアドバイスの提供を前提とするもの。

さらにChampion Door社は、事業成長と海外進出を目指す中小企業を支援する「Growth Track」プログラムを通じて、多くの事業分野にわたる研修と専門家によるガイダンスを利用しており、同社の企業運営の改善に役立っている。

[JSTパリ事務所]