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- 国・地域名:
- オランダ
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- オランダ応用科学研究機構(TNO)
- 元記事公開日:
- 2015/03/12
- 抄訳記事公開日:
- 2015/04/03
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土木建造物の耐用年数延長を目指すアジェンダ
- 本文:
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オランダ応用科学研究機構(TNO)の2015年3月12日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===2014年11月27日、欧州7カ国から20の組織を代表する30名の専門家がアムステルダムで開かれた、「土木建造物の耐用年数の延長(Extending the Service Life of Civil Structures)」と題するワークショップに参加した。参加者は、老朽化が進む欧州の土木建造物に関する主課題について議論し、土木建造物の耐用年数延長に貢献しうる革新的な道筋をつけるために協力した。今回のワークショップ報告書は、オランダ応用化学研究機構(TNO)のウェブサイトTNO.nlで公開され、自由にダウンロードすることが可能。
TNOは、欧州の30名を超える専門家とともに、土木建造物の耐用年数を延長するための共同研究アジェンダを策定した。TNOはこの革新的なアジェンダを複数のステークホルダーに広めることにより、アジェンダの実施を加速していく考え。この共同研究アジェンダの実行により、今後高騰するメンテナンス費用と道路利用者の不便性が回避されることになる。
[JSTパリ事務所]