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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2015/03/18
- 抄訳記事公開日:
- 2015/04/08
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ボローニャ・プロセスによる国際化促進
- 本文:
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ボローニャ・プロセス2012-2015年期間の実施報告書閣議承認を受け、連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。
ボローニャ・プロセス実施報(2012-2015年)によると、外国の大学に学ぶドイツ人大学生は約14万人となり、1999年開始当時と比べほぼ3倍となっている。他の同規模の国々と比べドイツ人学生は世界的に最も移動性が高いということになる。同時に外国で習得された学業の認定制度も前進を見せ、2007年の41%が2013年では69%と上昇している。
ヴァンカBMBF大臣は、「国際化は素晴らしく前進している。ボローニャ・プロセスはドイツ人学生の留学への関心と、外国人学生にとってのドイツの魅力を高めるという成果をあげている。特に、連邦政府が国外奨学金法、ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生、大学協定の資金により移動性への刺激を著しく高めたことにもよる。ドイツは文字通り世界に開かれている」
ドイツ在住の外国人留学生数はいまでは30万人を超え、1996年と比較すると倍増している。今世紀末までに外国人留学生数を35万人に増加させる、という国際化共同戦略で連邦と州政府が設定した目標に近づいている。OECDの統計によると、ドイツよりも外国人学生の多いのはアメリカとイギリスだけであり、海外の学生によってドイツは魅力ある留学対象国となっている。
[DW編集局]