[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)
元記事公開日:
2015/02/26
抄訳記事公開日:
2015/04/13

製造業の未来: 追加資金の投入と行動計画の発表により製造業を支援

Government backs manufacturing with action plan and cash boost

本文:

ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)の2015年2月26日付標記報道発表によると、同省は同日、家屋建築新技術の促進に対する2,200万ポンドの助成、及びサプライチェーンの成長を支援する新規行動計画の発表など、英国製造業の包括的振興策を発表した。

この助成金は、建設・エンジニアリング企業「Laing O’Rourke」社が率いる1億400万ポンドのプロジェクトの一部となるもので、家屋建築における新たなプレハブ技術の振興を図る。本プロジェクトでは最新のデジタル・エンジニアリング・実装技術の研修も実施する。「Laing O’Rourke」社のプロジェクトは、政府の「先進製造業サプライチェーン・イニシアチブ(AMSCI)」のファンディングを受けている。AMSCIのファンディングは、研究開発支援、技術研修、投資資本を提供することで、主要な新規サプライヤーに英国への国内回帰(re-shore)を促す。

サプライチェーン行動計画には次の施策が含まれる。
・大企業が自らのサプライチェーンの技術に対しさらに支援できる方策を策定する
・支払い遅延の解消に努め、不当な慣行を終わりにする
・サプライチェーンにおけるイノベーションの振興を図る

また、BISによる同日発表記事(https://www.gov.uk/government/speeches/future-of-manufacturing)では、マシュー・ハンコック(Matthew Hancock)BISビジネス・企業閣外大臣のEEF(英国の製造業者団体)2015年全国大会における「製造業の未来」と題する講演内容を掲載しているところ、概要は以下のとおり。

・英国政府の製造業界に対する支援は誰の目にも明らかであり、製造業は英国経済の将来にとって極めて重要な分野である。
・(イングランド)南東部以外をさらに発展させた、より均衡の取れた経済の必要性から、「北部パワーハウス」を創出しようとしている。
・エネルギー・コスト対策の必要性から、産業が容易に海外に出て行くのを防ぐため70億ポンドの包括的支援策(エネルギー集約型企業に対する補填を含む)を導入した。
・質の高い雇用主主導の実習制度の必要性から、航空宇宙、自動車、ライフサイエンス、食品の各分野の主要企業に対して実習制度の改定を要請した。雇用主のニーズに厳格に応える新たな草分け的実習制度で若者が既に実習を開始している。
・新しい産業戦略が必要である。これは、政府に長期的視座を持つよう求める産業すべてに対しオーダーメイドの政策支援を行うことを意味する。新セクターの評議会(Council)からカタパルト・イノベーション・センター、最新技術に対するファンディング協力等に至るまで、連携によりこの支援を実施しようとしている。
・本日(2015年2月26日)、英国製造業サプライチェーン行動計画を発表し、サプライチェーンのさらなる強化に向けた次なるステップに着手する(同計画については以下のサイトよりダウンロード可能)。

https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/407071/bis-15-6-strengthening-uk-manufacturing-supply-chains-action-plan.pdf

[DW編集局]