[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
報道センター
元記事公開日:
2015/04/13
抄訳記事公開日:
2015/04/30

2015年ミラノ国際博覧会:欧州委員会が食料供給に関する科学討論を開始

Expo Milano 2015: European Commission launches scientific debate on how to feed the planet

本文:

欧州委員会報道センターの2015年4月13日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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欧州委員会は、EUが安全かつ栄養価が高い食料の持続可能な確保に対して、科学イノベーションどのように役立ちうるか、というテーマについてのオンライン・コンサルテーションを開始した。

このディスカッションは、今年の万国博覧会(2015年ミラノ国際博覧会)のテーマ「地球に食料を、生命にエネルギーを(Feeding the Planet, Energy for Life)」に関連するもので、文化的活動を超え、世界的な食料安全保障と持続可能性に関する本格的な政治討論に道を拓くことをねらいとしている。

このテーマに関心のあるステークホルダーであれば誰でも、インターネット上からこのコンサルテーションに意見を寄せることができる(9月1日まで)。コンサルテーションの結果は、世界食料デー前日の10月15日に発表される他、ミラノ博覧会のEUパビリオンで実施される科学プログラムを補完するものにもなる。このプログラムには、世界中の専門家と政策決定者が参加する予定である。

2015年の国際博覧会は、5月1日から10月31日までイタリアのミラノで開催される。今年の博覧会には145を超える国々と国際組織の参加と、およそ2,000万人の来場者が見込まれている。

[JSTパリ事務所]