ビジネス・イノベーション・技能省（BIS）の2015年3月27日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

政府は、小規模のソフトウェア開発業者を支援する目的で約50万ポンドをこのほど投資した。これら開発業者は、「Midata」プログラム(※)を介してデータを活用し保健・社会医療問題に対処するための新たな革新的方法を創出することになろう。

多様な情報源から提供されるデータを活用して個人が受ける保健・社会医療に関する記録を収集整理する電話アプリやオンラインツールが開発されることになる。開発業者は、より効率的で統合的なサービスを実施できるよう、各個人が他人による記録の参照や利用に許可を与える方式の開発に取り組む。これにより個人が受ける医療は向上し、地方自治体や信託病院などの医療提供者にとっては経費の節減になる。

デジタル・カタパルトとその関連機関も本プロジェクトに対する資金を提供する。

※「Midata」プログラムは、企業が機械可読形式で保有するデータに消費者がアクセスできるようにすることを目的とする。

[DW編集局]