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- 国・地域名:
- フィンランド
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- フィンランド国立技術研究センター(VTT)
- 元記事公開日:
- 2015/04/13
- 抄訳記事公開日:
- 2015/05/13
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VTT、プリント技術を用いたモルヒネ・テストを開発
- 本文:
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フィンランド国立技術研究センター (VTT)の2015年4月13日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===フィンランド国立技術研究センター(VTT)が、世界で初めて紙に印刷したドラッグ・テストを開発した。VTTは、このプリント技術をベースにしたモルヒネ・テストの開発にあたり、モルヒネ検出分子として分子生物学の手法を用いて生成した抗体を使用した。プリント技術を簡易検査ツールの製造に利用することで、検査キットの大量生産と生産コスト削減が可能になる。
例えば保健衛生や福祉、環境などの分野において、消費者や企業、政府機関が使用することを目的とした簡易検査ツールの製造にあたり、こうしたプリント技術はコスト削減の手段となるであろう。
この研究は、イノベーションを対象とするフィンランドの資金供与機関であるフィンランド技術庁(Tekes)が主に資金提供する研究プロジェクトの一部として、VTTで実施されている。
[JSTパリ事務所]