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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2015/04/28
- 抄訳記事公開日:
- 2015/05/22
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女性と技術
- 本文:
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ドイツ中央手工業連盟(ZDH)もMINT(数学、IT、自然科学、工学)職業における女性を助成のためのナショナル・パクト、「おいで、MINTをやろうよ」で連邦教育研究省(BMBF)と協力して、数学、IT、自然科学、工学領域における職業及び専門課程いわゆるMINTに、より多くの女性を獲得していくことになった。このためZDHはパクトに200番目で加盟することになった。
ヴァンカ大臣は「今日若い女性は職業選択において幸いにも伝承されてきたロール・モデルに頼る必要がなくなり、その個人の関心及び才能をベースに選択することができる。若い女性たちが正に技術的、自然科学的な領域において多くの可能性を自分自身で発見できるようにするため、MINTパクトが生まれた」と語り、「若い女性世代はこれまでになく優れた教育訓練を受けており、我々はドイツにおいてMINT職業の女性のポテンシャルを無視できないし、またそのつもりもない」と続けた。
ZDH会長によれば、女性は技能職の多くの領域に進出しており、現場の作業だけでなく、全体の生産工程をコーディネートし、自身の技能職ビジネスをも統率している。総体的に見ると、既に技能職マイスターの5人に1人が女性となっている。
覚書への署名によってパートナーは例えば少女のための実習現場を提供し、パクトの目標を自身の専門人材・後継者イニシアティブに取り入れ、或いは若年女性の教育訓練又は大学学習のオリエンテーションをしっかりとした支援策によって易しくする等の義務を負う。
ZDHは新しいパクト・パートナーとして多様な資格、キャリアの可能性をPRし、職業オリエンテーション及び支援策によってより多くの少女、女性を獲得していくことをめざしている。
[DW編集局]