スウェーデン研究会議の2015年4月30日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スウェーデン研究会議、環境・農業・地域計画研究会議（Formas）、スウェーデン・イノベーションシステム庁（VINNOVA）、スウェーデン・エネルギー庁は、2008年の研究政策に関するスウェーデン政府議案（Swedish Government Bill on Research Policy）によって開始された戦略的研究分野イニシアティブの評価を実施し、このほど報告書を発表した。評価にはスウェーデン保健・労働生活・福祉研究会議（Forte：Swedish Research Council for Health, Working Life and Welfare）が、協力パートナーとして参加した。

戦略的研究分野イニシアティブは、20の具体的な戦略的研究分野における43の研究環境を含んでいる。今回の評価は、大学や研究管理、研究政策の策定と評価において豊富な経験を持つ6名の教授陣で構成される専門家委員会によって実施された。フィンランドのアールト大学Tuula Teeri学長が専門家委員会の議長を務め、28名の外部評価者が、個々の戦略的研究環境による成果の初期評価において委員会を支援している。

報告書はまた、5つの研究資金供与組織が提言を行う際の基礎的内容も含んでいる。こうした提言は別途、刊行物として掲載される。

[JSTパリ事務所]