[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国王立協会
元記事公開日:
2015/04/17
抄訳記事公開日:
2015/06/03

海外の科学者に対する王立協会の研究フェローシップ

Royal Society research fellowships for international scientists

本文:

王立協会(The Royal Society)の2015年4月17日付標記発表の概要は以下のとおり。

王立協会は、コーン財団(The Kohn Foundation※)からの寛大な寄付により5件のフェローシップが可能になったことで、「ニュートン国際フェローシップ」を強化しつつある。この制度では、優秀なポスドク初期段階にある世界各地の研究者に対し2年間英国の研究機関で研究に従事する機会を提供する。

コーン財団の寄付はイスラエル科学・人文科学アカデミーとの協力により実行される5か年間交流プログラムの資金支援に役立てられ、英国・イスラエル両国の科学者間ネットワークを構築し両国での研究の振興を図る。このプログラムには「王立協会コーン国際フェローシップ」と名付けられた5件のフェローシップのほか、両国のシニア研究者や若手研究者が関与する一連の2国間シンポジウムやワークショップが含まれる。イスラエル科学・人文科学アカデミー側でも、イスラエルでの研究を希望する英国研究者を対象とした一定数のフェローシップを提供する。

※コーン財団(The Kohn Foundation)
ラルフ・コーン博士によって1991年に設立された英国の財団
http://ralphkohn.com/foundation.php

[DW編集局]