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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2015/05/12
- 抄訳記事公開日:
- 2015/06/11
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「2015年度第17回中国科学技術協会年次総会」、広州で開幕
- 本文:
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2015年5月12日付の「中国科学報」ネット版は、「『2015年度第17回中国科学技術協会年次総会』、広州で開幕」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
中国科学技術協会年次総会は、中国におけるハイレベルかつ大規模なテクノロジーのイベントである。今年は中国科学技術協会と広東省人民政府が共同で開催し、全国から100人余りの両院院士(中国工程院と中国科学院)、2000人余りの国内外の学者·専門家が出席した。そのうちには、2010年ノーベル化学賞受賞者である根岸英一教授、2004年ノベール化学賞受賞者であるAvram Hershko教授、アメリカの計算機科学者であるVinton Gray Cerf教授等が含まれている。
大会の議事日程に基づき、開幕式には、韓啓徳·中国科学技術協会主席が開幕の挨拶をし、科学技術部の万鋼部長、工業·情報化部の懐進鵬副部長、国家発展改革委員会の林念修副主任及び中国鉄路総公司の盧春房副総経理による報告が行われた。また、大会では更に周光召基金の「科学技術賞」と中国科学技術協会の「求是·傑出青年賞」などが発表·授与された。
年次総会の学術交流·活動として、国内外の専門家と学者が生物技術、ロボット、ハイレベルの設備製造、モノのインターネット、新材料及び海上シルクロード、新エネルギー、「北斗」衛星の応用等について討議·交流を行った。同年次総会は、「国際科学界の大家フォーラム」、「求是·傑出青年賞受賞者座談会」、「中国の『両岸四地』(大陸部·台湾·香港·マカオ)科学技術協力フォーラム」、「民営科学技術企業·ハイレベルフォーラム」、「初回中国イノベーション科学技術成果交流会」等の特別活動を開催した。
広州で開催する初回の「科学技術成果交流会」は科学協会の人材等の優位性を拠り所に、全国学会及び科学技術団体の役割を発揮し、交流·協力プラットフォームを構築して、イノベーション科学技術成果の転化と応用を促進する。
[JST北京事務所]