[本文]

国・地域名:
フィンランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
フィンランド国立技術研究センター(VTT)
元記事公開日:
2015/06/04
抄訳記事公開日:
2015/07/10

自然災害シミュレーション・ツールを開発

Simulation helps to prepare for the consequences of natural disasters

本文:

フィンランド国立技術研究センター (VTT)の2015年6月4日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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フィンランド国立技術研究センター(VTT)がコーディネートする欧州プロジェクトCRISMAで、ひとつのシミュレーション・ツールが開発された。ユーザーはこのツールによって、予期せぬ大災害や自然災害に備えることができる。

また、このツールを用いて、沿岸部の冠水や浸水、地震やその後の火災、居住地域における化学物質の流出、大災害が起きたときのキャパシティ管理などもシミュレートされた。

フィンランドからはVTTフィンランド技術研究センター社、Emergency Services College、フィンランド気象研究所、Insta DefSec Oy社がこのプロジェクトに参加し、8月に終了することになっている。プロジェクト総予算は1,440万ユーロで、EUがこのうち1,010万ユーロを提供している。

[JSTパリ事務所]