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- 国・地域名:
- スイス
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- スイス連邦教育研究イノベーション庁
- 元記事公開日:
- 2015/06/03
- 抄訳記事公開日:
- 2015/07/13
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教育、研究およびイノベーションにおける南アフリカとの協力
Swiss-South Africa collaboration in education, research and innovation steadily growing
- 本文:
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連邦教育研究イノベーション庁の2015年6月3日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===2015年6月3日、マウロ・デルアンブロージョ(Mauro Dell’Ambrogio)教育・研究・イノベーション庁長官と、南アフリカのナレディ・パンドール(Naledi Pandor)科学技術大臣は、ケープタウンにおいて、地球環境衛生(Global Environmental Health)に関する初の二国間リサーチ・チェア(research chair)を立ち上げた。このチェアでは、農薬が子供の健康に及ぼす影響や、劣悪な水質と土壌汚染が健康に及ぼす影響などのテーマを中心とした研究が行われる。
教育、研究およびイノベーションにおけるスイスと南アフリカとの協力関係は2007年に始まり、これまで様々な分野において数多くの協力プロジェクトが行われている。例えば公衆衛生や生物医学、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、エネルギー(特に再生可能エネルギー)、エネルギー安全保障、環境に配慮したクリーン・テクノロジーといった様々な研究分野で、現在までに約50件の共同研究プロジェクトが実施されている。もうひとつ成功を収めているのが、スイス-南ア ビジネス開発プログラム(Swiss South African Business Development Programme)で、本プログラムを通じてこれまでに500件を超えるイノベーションが誕生した。
教育、研究およびイノベーション(ERI)に関するスイスの国際戦略でも、優れた人材の国際的モビリティが優先事項となっており、南アフリカの研究者が利用できるスイス政府のエクセレンス・スカラーシップ(Excellence Scholarship)の受け入れ枠の拡大や、近年行われている両国での15を超える教授・学生の交換プログラムへの支援が行われている。
[JSTパリ事務所]