オランダ応用科学研究機構(TNO)の2015年6月11日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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オランダ応用科学研究機構（TNO）は、生産元からスーパーマーケットの陳列棚に至るまで、食品の効率的なコールドチェーンを確立することを目的としたインドでのFoodTechIndiaプロジェクトに、パートナー機関として参加する。600万ユーロをかけて実施されるこの大規模プロジェクトは官民パートナーシップによるもので、オランダ政府食料安全保障（FDOV）プログラムから資金の一部が提供されている。プロジェクトは、Larive International社が、その他のパートナー（Broekman Logistics社、Rijkszwaan社、インド側の小売スーパーチェーンFuture GroupおよびArt of Livingと共同で進めているもので、生産元からスーパーマーケットの陳列棚に至る食品のサプライチェーン全体にわたる効率的な低温輸送・貯蔵サイクルを実証するためのインド初のプロジェクトである。

TNOはこのプロジェクトで、小規模分散型冷蔵倉庫と冷蔵車のために、太陽エネルギーを利用した画期的な低温物流システムを実証する重要な役割を担う。プロジェクト期間は5年間。

[JSTパリ事務所]