[本文]

国・地域名:
オランダ
元記事の言語:
英語
公開機関:
オランダ応用科学研究機構(TNO)
元記事公開日:
2015/06/19
抄訳記事公開日:
2015/08/03

TNO、Big Data Value Associationに参加

TNO ELECTED AS MEMBER OF THE BOARD OF DIRECTORS OF THE BIG DATA VALUE ASSOCIATION

本文:

オランダ応用科学研究機構(TNO)の2015年6月19日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2015年6月18日、TNOを代表し、Henk Jan Vinkがビッグデータ価値組合(Big Data Value Association)の取締役会メンバーに選出された。

同組合は、欧州におけるビッグデータの価値研究と価値開発を推進することを目的としたビッグデータにかかる官民パートナーシップ(Public Private Partnership:PPP)を欧州委員会と共同で進めている。欧州委員会は、ホライズン2020で約5億ユーロ(約680億円)の予算をこのパートナーシップに割り当てており、2016年に最初のプロジェクトをスタートさせてから、2020年まで活動を続ける。

PPPの活動として、ビッグデータの多次元的な特質に着目した技術およびアプリケーションの開発、ビジネス・モデルの発見、規制や知的財産権を取り巻く環境や社会的側面の検討などが行われる。

TNOは、取締役会に参加することで欧州の「戦略的研究・イノベーションに関するアジェンダ(Strategic Research and Innovation Agenda)」の策定に積極的に関与するだけでなく、オランダ国内のイニシアティブや活動との相乗効果を期待している。

[JSTパリ事務所]