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国・地域名:
南アフリカ
元記事の言語:
英語
公開機関:
南アフリカ国立研究財団(NRF)
元記事公開日:
2015/07/31
抄訳記事公開日:
2015/08/13

南アフリカ-タンザニア 第2回研究者共同ワークショップ

SA-Tanzania 2nd Joint Researchers' Workshop

本文:

南アフリカ国立研究財団(NRF)の2015年7月31日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2015年7月27日と28日の両日、南アフリカ国立研究財団(NRF)の国際関係・協力局(IRC)とタンザニアの科学技術委員会(Commission for Science and Technology:COSTECH)が、ダーバン工科大学(DUT)との協力により第2回研究者共同ワークショップを開催した。

このワークショップの主な目的は、2013年に開始された南アフリカとタンザニアによる初の共同公募で採択され、両国から助成を受けたプロジェクトの進捗評価を行うことであった。また、2011年4月に両国政府間で署名された科学技術協定を支持するイベントでもあった。ワークショップには、大学院生や若手研究者をはじめとする60人以上の代表が参加した。

NRFのDr. Gansen Pillay CEO代理(Deputy CEO)と、タンザニアの国家科学技術振興基金(National Fund for Advancement of Science and Technology:NFAST)でコーディネーターを務めるDr. Bakari Msangiが開会の挨拶を述べた。また南アフリカの科学技術省(DST)を代表してMr. Joseph Senonaが、タンザニアの通信・科学技術省(Ministry of Communication, Science and Technology:MCST)を代表してMr. John Mngodoもそれぞれ挨拶を行った。

第1回目の共同公募で資金供与を受けた5つの研究分野、すなわち保健衛生、情報通信技術(ICT)、古生物学、ナノテクノロジーおよび農業における15件のプロジェクトに関して、両国の研究代表者30人がプレゼンテーションを行った。

これまでに大きな進捗を遂げたこれらのプロジェクトは、2015年11月に正式に完了する予定である。

[JSTパリ事務所]