デンマーク科学技術イノベーション省の2015年8月4日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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今年の高等教育への入学許可状況から、特に実務に照準を定めたプログラムの人気が高いことが明らかになった。

今年は、2014年と比較して2％増の65,298人が高等教育プログラムの受講を許可された。中でも民間部門における好条件での雇用機会が将来的に見込める教育プログラムへの入学者数が増加した。

経済・商業分野におけるビジネス・アカデミーおよび専門職学士（professional bachelor）プログラムの受講者数は、それぞれ11％および10％増加した。また、学士レベルのテクニカル・サイエンスでは4％の増加が見られた。また、2014年と比較すると、工学系プログラムの学士課程を受講する学生数は9％、同プログラムの修士課程では4％増加した。さらに、多くの集中福祉教育プログラム（central welfare education programme）や計算機科学、計算機工学プログラムでも、同様に受講者の増加傾向が確認されている。

2015年のビジネス・アカデミーおよび学士プログラムの受講者数の伸びは、2014年以降さほど変化は見られないが、専門職学士プログラムに関しては5％増加している。

2007年から2015年までの間に、専門職学士プログラムの受講者数は50％、学士プログラムの受講者数は36％増加した。また同時期のビジネス・アカデミー・プログラムの受講者数もほぼ倍増している。

[JSTパリ事務所]