国民教育・高等教育・研究省の2015年7月8日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

生命・環境の科学・産業研究院（AgroParisTech）及び国立農学研究所（INRA）施設の設置に関する合意議定書が、その運営に関係する関係者全員によって2015年7月7日調印された。サクレー・キャンパスへのAgroParisTech及びINRA施設の共同設置は、高等教育・農業研究に関する政府の特別な政策であるといえる。実際、戦略面で、この設置により一方では国際的に求心力のある拠点の創設を狙った高等教育・研究国家戦略へのAgroParisTech及びINRAの取り込み強化が可能になり、もう一方ではこの二つの機関の間で、またサクレー・キャンパスにおける他の施設との間での協力強化が可能になる。

適切な多分野との交差スポットがあり、学際的で濃縮されたコースが提供され、経験や能力を共有することができるこの恵まれた環境から研究者や学生が恩恵を得られることを、様々な参加当事者が期待している。

[DW編集局+JSTパリ事務所]