フィンランド技術庁(Tekes)の2015年8月4日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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フランスの公的投資銀行（Bpifrance）とフィンランド技術庁（Tekes）は、相補的な技能と専門知識を備えたフランスおよびフィンランドの企業間協力を推進するため、革新的なスタートアップ企業、中型株（midcaps）および中小企業（SMEs）を対象にした二国間コーチング・プログラムを開始する。

このプログラムは、第1期のアドバイス情報フェーズから始まるが、第1フェーズでは、関心のある候補企業が、資金供与の機会に関する情報やプロジェクトの準備方法に関する情報を入手することができる。

2015年秋に始まる第2段階では、イノベーションに関連したいくつかの分野で共同募集が開始される見込みとなっている。こうした協力関係は欧州先端技術共同研究計画（EUREKA）の枠組み内で行われる予定で、資金供与されるプロジェクトは、EUREKAのプロジェクトとして認められる可能性がある。

選考対象となるのはいずれも、プロジェクト終了後間もなく実用化が可能な製品やサービス、プロセスを生み出す見込みのあるプロジェクトである。支援期間は最長3年で、フランス、フィンランド両国から少なくとも1社が参加することとしている。

[JSTパリ事務所]