[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/08/10
抄訳記事公開日:
2015/09/10

海南省、リモートセンシング分野での「中国版·シリコンバレー」を目指す

中科院助力海南打造遥感“硅谷”

本文:

2015年8月10日付の「中国科学報」ネット版は、「海南省、リモートセンシング分野での『中国版·シリコンバレー』を目指す」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

8月7日、中国科学院·リモートセンシング·デジタル地球研究所と海南省の関連部門は、リモートセンシングの分野を対象に協力協議書に調印した。

協力協議書によると、双方は共同で高解像度·リモートセンシング·ビッグデータ·クラウドサービス(Cloud Service)プラットフォームを構築、海南省の産業化発展を積極的に推進し、空間情報利用分野の普及と発展に質の高い専門人材を導入する。中国科学院·リモートセンシング·デジタル地球研究所及び傘下の企業は三亜リモートセンシング衛星·地上局の建設等を頼りにして、リモートセンシング情報·イノベーション拠点の建設に力を入れる。海南省科学技術庁は三亜·リモートセンシング情報·産業パークの発展に全力を尽くして支持し、リモートセンシング分野での「中国版·シリコンバレー」を目指す。

中国科学院の院士、リモートセンシング·デジタル地球研究所の郭華東所長は、「同研究所は空間·リモートセンシング分野におけるビッグデータの研究及び応用の優位性をベースに、空間情報、科学·教育融合、人材育成等の分野で海南省と連携·協力関係を強化し、リモートセンシング情報分野の総合性基地の建設等に全力を尽くす」と表明した。

[JST北京事務所]