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- 国・地域名:
- アイルランド
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- アイルランド科学財団(SFI)
- 元記事公開日:
- 2015/08/28
- 抄訳記事公開日:
- 2015/09/24
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APCマイクロバイオーム研究所が始動
- 本文:
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アイルランド科学財団(SFI)の2015年8月28日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===2015年8月28日、ユニバーシティ・カレッジ・コーク(UCC)にあるアイルランドの食と医療の研究拠点APC(Alimentary Pharmabiotic Centre)は、マイクロバイオーム研究所の正式な始動とともに、先端技術に関わる50人の雇用を新たに創出したことを発表した。
これに関しサイモン・コベニー(Simon Coveney)農業食糧海洋・国防大臣(Agriculture, Food, the Marine and Defence)は、APCに現在ある90のポジションに加えて50人の職が設けられたことに触れ、「政府は研究開発に資金投入し、先端技術に関わる雇用を創出することを目指しているが、APCが140人の研究者の直接雇用を生み出したことは称賛に値する。」と述べた。
コークのAPCは、アイルランド科学財団(SFI)の国立研究センターの一つで、UCCとチャーガスク研究所(Teagasc)、コーク工科大学(CIT)が連携して運営している。2003年の創設以来、食と医療の分野に将来性のある成果をもたらし、トムソン・ロイター社により科学分野の世界第2位にランクされている。APCの活動規模の大幅な拡大と、人々の健康において微生物が果たす役割の重要性を鑑み、UCCは、これまでAlimentary Pharmabiotic Centreとして知られていたAPCの名称を、APCマイクロバイオーム研究所(APC Microbiome Institute)と改称した。
先日APCは、Janssen Biotech社、Second Genome社および4D Pharma社との提携を発表した。これにより、Kerry社、Alimentary Health社、GE Healthcare社、Sigmoid Pharma社など、食料品や薬剤、診断などの分野でAPCがすでに提携している国内外のパートナー12社に加わることになった。
[JSTパリ事務所]