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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国政府
- 元記事公開日:
- 2015/07/29
- 抄訳記事公開日:
- 2015/09/24
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北部パワーハウスを支援する外国からの新規投資
- 本文:
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英国政府の2015年7月29日付標記報道発表の概要は以下のとおり。
デビッド・キャメロン(David Cameron)首相とサジド・ジャヴィド (Sajid Javid)ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)大臣は、北部企業62社を擁する第1次北部パワーハウス通商使節団を率いてマレーシア及びシンガポールを訪問した。その背景にあるのは、北部パワーハウス創設に向けた政府の深い関与である。この使節団は、総取引額100億ポンド超、従業員数合計で5万人超の規模を代表する。
同使節団訪問の契機となったのは、マレーシアの投資企業”Petra Group”が北部に1,200万ポンド投資し高度技術を要する90件の雇用を創出する旨発表したことである。この企業は、特許権を有する独自技術を用いてゴムのリサイクル製造施設を展開し、「グリーン・ラバー」を生産する計画である。
首相とBIS大臣は、海外からの投資を誘致して経済の均衡回復を図るため、北部をグローバル・パワーハウスとして構築する任務を主導している。
上記のほか、北部パワーハウスでは次のような成功事例・事業成立事例がある。
・マンチェスターに本拠を置く中小企業”FutureEverything”社は、シンガポール政府から50万ポンド相当の委託契約を獲得した。デジタル文化を活用した”Smart Nation”の研究に関するものである。
・チェシャーに本拠を置く”Cambridge Dream”は、マレーシアに本拠を置く”Brighton Education Group”と覚書を取り交わした。両教育機関は協力してASEANの若者を対象としたプロジェクトを遂行する。
・車両障害物の専門業者”ATG Access”社は、東南アジア全域の空港に進出している。
・チェシャーに本拠を置く”Delamere Dairy”社は、シンガポールには10年以上、マレーシアには3年間、製品を供給している。
・”Vernacare”社のシングル・ユース(使い捨て)システムは英国の病院の94%及び48か国以上で使用されているが、このほどシンガポールにも輸出を開始し、その病院市場の約24%を獲得している。 [DW編集局]