[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国民教育・高等教育・研究省(MENESR)
元記事公開日:
2015/08/12
抄訳記事公開日:
2015/09/30

アリアン6号の開発契約の締結

Signature des contrats relatifs au développement d'Ariane 6

本文:

国民教育・高等教育・研究省の2015年8月12日付け標記報道発表の概要は以下のとおり。

2014年12月2日に開催された欧州宇宙機関(ESA)閣僚級会合において、宇宙衛星市場での国際競争における欧州の地位を維持する目的で、アリアン5号より競争力のあるモジュール(変更自在)型の新型打ち上げロケット開発が決定された。この決定は欧州ロケット産業のより広範な再編の一環で、アリアンの開発及び生産を担当する2大企業の共同事業体”Airbus Safran Launcher”の創設及びその販売を担うArianespace社の資本の拡大が特に注目される。

今回締結された契約では、”Airbus Safran Launcher”(アリアン6号ロケット)及び”E.L.V.”(ヴェガ-Cロケット)の各事業体の事業に投資し、また発射段階では国立宇宙研究センター(CNES)の事業に資金を投じる。投資額は順に24億ユーロ、3億9500万ユーロ、6億ユーロである。企業側の自己資金充当額は4億ユーロである。

アリアン6号の打ち上げ開始目標は2020年に設定されている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]