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国・地域名:
アイルランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
アイルランド雇用・企業・イノベーション省
元記事公開日:
2015/09/02
抄訳記事公開日:
2015/10/05

フォトニクス研究のための新しい国立技術プラットフォーム

Minister Announces new Photonics National Technology Platform at Photonics Ireland 2015 Conference

本文:

アイルランド雇用・企業・イノベーション省の2015年9月2日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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ダミアン・イングリッシュ技術・研究・イノベーション担当大臣は、フォトニクス・アイルランド2015会議の開会において、新しい国立技術プラットフォーム(NTP)「フォトニクス・アイルランド(Photonics Ireland)」の立上げを発表した。会議には、産業界および学術界からフォトニクス分野の専門家や政策立案者など300人以上が招かれた。このイニシアティブは、2020年には6,000億ユーロまで成長すると見込まれているフォトニクス市場でアイルランドがシェアを獲得し、今後5年の間に欧州全域で増加すると予想される雇用を確保するべく、アイルランドのフォトニクス活動を結集するという重要な役割を果たす。

このプラットフォームは、アイルランド科学財団(SFI)が資金供与するアイルランド・フォトニクス集積センター(Ireland Photonic Integration Centre:IPIC)によってコーディネートされ、技術や起業支援、トレーニングを重視した一連の研究・イノベーション活動を提供する場となる。こうした活動はいずれも、フォトニクス分野のスタートアップ企業や中小企業(SME)に対する投資を拡大し、世界最先端の研究・技術に接する機会を与える一方、数多くのトレーニングやアウトリーチ活動を通じて、アイルランドのハイテク部門で高まっているフォトニクス技術のニーズに応えるものでもある。また、欧州全域に広がる各国の類似のプラットフォームと連携し、アイルランドの企業と、欧州屈指のフォトニクス関連の企業や大学とのパートナーシップ締結を支援するための手段を講じていく。

フォトニクス・アイルランド行動計画(Photonics Ireland Action plan)の実施にあたっては、産業界、アイルランド政府産業開発庁(IDA)、アイルランド政府商務庁、SFI、国立研究センター(National Research Centre)および学会の代表者で構成される運営委員会(Governing Committee)が調整し、活動を推進することになっている。

[JSTパリ事務所]