[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/08/28
抄訳記事公開日:
2015/10/19

「中国·ドイツ科学技術管理と評価大会」が北京で開催

中德科技管理与评估大会在京召开

本文:

2015年8月28日付の「中国科学報」ネット版は、「『中国·ドイツ科学技術管理と評価大会』が北京で開催」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

「中国·ドイツ科学技術管理と評価大会」は、中国科学技術部(MOST)とドイツ連邦教育研究省の共催により、8月27日から8月28日にかけて北京で開催された。同会議では、双方は中国·ドイツ両国の科学技術イノベーション体系、運営メカニズム、管理モデル、政府の科学技術イノベーション活動への支援等の議題をめぐって、交流と研究討論を行った。

科学技術部·国際協力司の陳家昌副司長は、「ここ2年間で、中国の科学技術イノベーション及び科学技術改革は肝心な時期に入り、新たな科学技術体制改革の政策と措置がそれぞれと打ち出され、今後の科学技術体制改革に方向性が示されている。2014年に中国とドイツが全面的な戦略パートナーシップを構築し、またドイツも2015年を両国の協力連携とイノベーションの年とする中国の提案を受け入れた。我々は他国の経験、特に科学技術管理と科学技術イノベーションにおけるドイツの成功経験を踏まえて、科学技術イノベーションのレベルを向上させる。今回の大会が両国の科学技術管理と評価交流の良好な出発点と持続的な交流のプラットフォームになることを期待する」と語った。

ドイツ連邦·教育研究省·国際協力局のボルカー·リック局長は、「両国の科学技術協力は活力に満ち、潜在力はかなり大きい。今回の大会を通じて科学技術イノベーションを促進し、両国の科学技術協力を深化し続けることを望んでいる」と表明した。

[JST北京事務所]