[本文]

国・地域名:
スイス
元記事の言語:
英語
公開機関:
スイス国立科学財団(SNSF)
元記事公開日:
2015/09/16
抄訳記事公開日:
2015/10/20

フランスとのリードエージェンジー協定を継続

Lead Agency agreement with France continued

本文:

スイス国立科学財団(SNSF)の2015年9月16日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スイス国立科学財団(SNSF)とフランス国立研究機構(ANR)は、リードエージェンシー協定を延長し、フランスとスイスの研究者間の国境を越えた協力関係の簡素化を進めることになった。2016年はSNSFがリードエージェンシーとしてフランスースイス間のプロジェクトを審査し、研究費を適切に配付していく。

リードエージェンシー協定により、スイス、フランス両国の研究パートナーが関与するプロジェクトについては、いずれかの研究資金配分機関、すなわちリードエージェンシーに応募することができるようになっている。パートナーの研究費配分機関は、リードエージェンシーによる研究資金供与の決定を承認し、自国で実施されるプロジェクトの部分に対して研究資金を提供する。

リードエージェンシー協定では、いずれかひとつの研究費配分機関に共同申請書を提出すればよいが、自国における通常の応募要件および国家プロジェクトとして参加する場合と同じ規則に従うものでなければならない。リードエージェンシー協定に基づく申請は、SNSFに対する一般的な申請と同様に評価される。つまり、リードエージェンシー協定に基づくプロジェクトに対する特別予算や追加予算は定められていない。

[JSTパリ事務所]