連邦教育研究省（BMBF）は今年度の「優秀人材の日」（タレント・デー）を実施。これに関して概略下記のような報道発表を行った。

誰でも才能を秘めている。中には熱心に研究し、作曲し、詩作しあるいは起業するなど、特別に優れた才能に恵まれている若者もいる。彼らは各種の全国レベルの生徒や若者を対象とするコンペティション、例えば「若者は研究する」（Jugend forscht）、連邦外国語コンテスト、或いは自然科学の専門分野のオリンピック等の受賞者である。こうした優れた実績をみとめBMBFは約300人の才能ある若者たちを9月19日から21日までベルリンに招いた。

ヴァンカ大臣は「受賞者たちはその行動意欲と学習への喜びに満ち溢れており、ドイツの若い世代が今日、さらに未来においても優れた能力を持っていることを示している。こうした若者たちの成功、その道程における忍耐力と努力をこの才能ある若者の日によって称えたい」と語った。

この催しは生徒たちが互いに知り合い、ネットワークを形成し、明日の世界に協力して努力するという機会を与えるものである。「若い才能は適切な時に認め、しっかりと育成していかなければならない。このためBMBFは各種のコンテスト等を大きく支援している」と語り、続いて連邦と州によるタレント・デーの主催者を称賛した。

「優秀人材の日」（タレント・デー）は今年で10回目となる。2006年BMBFは初めて各種のコンテストの受賞者をベルリンに招いた。今年のテーマは年度の科学年テーマである「未来都市」である。これに関する多様なワークショップ、プレゼンテーション、専門家との意見交換、更には自転車ツアー、催しの夕べ等、共同の余暇活動も行われた。最後を飾るのは9月21日のヴァンカ大臣が執務するベルリンのBMBFで行われるレセプションである。

[DW編集局]