[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/09/08
抄訳記事公開日:
2015/10/28

中国·欧州科学技術者の交流·協力を促進する大会、北京で開催

促进中欧科研人员交流与合作大会在京举行

本文:

2015年9月8日付の「中国科学報」ネット版は、「中国·欧州科学技術者の交流·協力を促進する大会、北京で開催」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

9月8日、「卓越を求め-中国·欧州科学技術者の交流·協力を促進する大会」が中国科学院·学術学堂で開催され、中国科学技術部(MOST)の曹健林副部長、中国科学院(CAS)の譚鉄牛事務次長、国家自然科学基金委員会(NSFC)の劉叢強副主任、欧州委員会研究·科学·イノベーション担当委員のCarlos-Modas氏及び欧州委員会のJean-Pierre Bourguignon委員長が出席した。同会議で、中国·欧州外交関係樹立以来の40年の中国·欧州の科学技術·人員交流等についての成果が発表された。

欧州委員会研究·科学·イノベーション担当委員のCarlos-Modas氏は、「今回の訪問は中国·EU科学技術及びイノベーションとのパトナーシップを深化し、2015年にブリュッセルにて開催の第17回中国·EU首脳会議及び第2回中国·EUイノベーション協力対話において達成した協議と承諾した内容の実施を目的としている。現在、世界の経済はモノづくり製造経済から知識経済へ移行し、世界が大きなチャンレンジに直面する。我々はお互いに科学技術における経費·データを開放·共有し、問題解決の方法を見つけようと努力すべきである」と語った。

欧州研究会議(ERC)のJean-Pierre Bourguignon理事長は、「科学技術の発展·イノベーションにより各国間の交流がますます頻繁になり、現在、多くの非欧州の科学研究者が競争に基づき、申請を通じて欧州委員会の研究資金を獲得し、欧州の科学技術の発展のために重要な役割を果たしている。我々は中国に居住する更に多くの研究者も同委員会の競争的研究資金を申請することを希望する」と表明した。

[JST北京事務所]